マスタードは、カラシナの種から作られます。
作る際に種を完全に挽かず、粒が残るようにしたものが粒入りマスタードです。
阿蘇高菜を栽培している私は考えました。
タカナはアブラナ科の越年草で、カラシナの変種。タカナの種でマスタードができるのではないかと。
カラシナの種よりタカナの種は小さいですが、小さいことで食材にも塗りやすく食べやすい。
ツンとこないまろやかな辛さが特徴です。
保存料などは使わず、手造りにこだわり、ひとりでも多くの方に
このおいしさをお届けできるように「阿蘇タカナード」を作りました。

①阿蘇高菜は阿蘇地域にしかない、とても貴重な高菜です。代々、自家採種され、受け継がれてきたもので、他の地域で栽培しても違うかたちになってしまうそうです。
②そんな阿蘇高菜をもっと知って欲しいと思っていました。地元の方々も阿蘇にしかない高菜だということはあまり知られていません。
③阿蘇高菜を盛り上げたい!漬物だけじゃない阿蘇高菜製品をつくりたい!高菜の種でマスタードづくりを始めました。
④しかしマスタードづくりは簡単ではありませんでした。
⑤たくさんの人の協力を得て、阿蘇タカナードは商品化となりました。
⑥おかげさまで、熊本県農産加工品コンクール金賞。ふるさと中央コンクール(新商品開発部門)農林水産大臣賞を受賞。
⑦タカナードは阿蘇高菜の種をたくさん使います。縮小傾向の阿蘇高菜の栽培を広げ、種の栽培方法を確立させることが今の課題です。
⑧種の収穫は現在、手作業で行なっています。阿蘇高菜の種の栽培が普及することで、阿蘇地域の農地は活用され、農業の振興、景観の保全につながると考えます。
⑨阿蘇らしい農業のかたちをつくりつつ、阿蘇にしかない農産加工品をつくりつづけることを目指し、今日も阿蘇タカナードをつくっています。