活動の目的
REASON

草を食べる牛や馬、ひつじを放牧することで、阿蘇の草原がいつでも生き生きとした状態を保つことができるのです。

阿蘇ひつじ 2021.05.20

ぼんちゃんはじめて毛を刈るの巻

こんにちはっ!

だいぶとごぶさたしておりましたっ!

にわとり舎ですっ!

 

さささ、

今日は「ぼんちゃんはじめて毛を刈るの巻」でございますーーーー!

ドンドンドン、パフパフパフーーーッ!

 

いやはや、なんでこんなテンション高めなのかと申しますと(爆)、

この毛刈りイベント、我々とっても楽しみにしていたんですっ!

あのクールでツンデレぼんちゃんをまるはだかにしたら、、、ぷぷぷぷぷっ。

そのあらわな姿を想像するたび、なんだかにまにましちゃうわけです。

 

ちなみに、羊は自然と毛が生えかわりません。

品種にもよるようですが、羊毛用に品種改良された羊は生えかわらないようになっているようです。

そのまま伸びっぱなしだと、こんなにもっこもこになっちゃいます。

 

 

これだと、身体的にも衛生的にもよくありません。

年に1度、春の季節に毛を刈るのが羊の飼育の恒例行事となっています。

わたしたちはこの羊の毛のおかげで、あたたかいセーターを着ることができるわけですね。

 

今回、熊本県阿蘇ひつじ研究会のみなさんにご協力いただき、

毛刈りのレクチャーをしていただきました。

 

 

毛刈り直前のぼんちゃん。

 

 

毛もしっかり伸びてもう貫禄たっぷり。

お仲間のひつじさんたちがたくさんいて、なんだかそわそわしてます。

 

 

現場に鳴り響くバリカンの音。

わたしたちもちょっとそわそわ。

 

 

毛を刈りやすいようにちょこんとお座り体制にさせるのですが、

このフォルムがなんとも愛らしく。

みなさんのやり方をみながら、ふむふむと勉強。

上手に抑えて、ひつじさんが暴れないようにするのが怪我なくスムーズの刈るコツのよう。

 

さあ、いよいよぼんちゃんの出番です!

 

 

初心者の我々は先生のお手本を見ながらスタート。

 

さすが、先生!

手際よく、どんどんバリカンを走らせます。

 

 

デリケートなお腹部分から刈っていきます。

ぼんちゃんも、もうされるがまま。

 

もう好きにして (ぼん)

 

 

あたまもさっぱり丸刈り小僧にしたら、向きを変えて背中部分です。

バリカンの音は止まりません。

 

ここでいよいよ選手交代、とーちゃんの出番です。

二人の腕っ節から、けっこうなパワー仕事だということがわかります。

 

えーから、はよして (ぼん)

 

 

 

とーちゃんもぼんちゃんに怪我をさせないように真剣です。

 

 

とーちゃん、なかなか上手です。

しっぽまできれいにしたら、完成です!

 

 

じゃじゃーーーーん!!!

 

 

お腹から順に刈った毛は、きれいに1枚になりました。

 

 

この原毛を洗って、紡いで、糸にしていきます。

 

けれど利用の仕方はそれ以外にも、堆肥にしたり、マルチにしたり、断熱材にしたりと、

農業資材や建築資材にもなり得ます。

ウールは再生可能な天然資源。

いろいろな使い方ができます。

 

私たちにとって、ぼんちゃんはペットでもなく、家畜でもなく、家族という名のチームメイト。

動物たちも人間たちも無理なく家庭内循環がかなう範囲で、それぞれの働きあいを模索しています。

この家庭内循環がかなってはじめて、外に拡がっていけるのだと考えています。

そんなふうに人間と動物は命を使いあってきたのだろうから。

 

 

糞は肥やしに、毛は資源に、命はエネルギー交換に。

ほんとうに必要だと思ったら、食べることも厭わないつもりでいます。

 

さあ、ぼんちゃんの貴重なファーストウールをどう使おうか。

この家族会議がたのしみのひとつでもあります。

 

わたしたちの生きる営みの中に、1匹の羊が確かなカタチで関わってもらえること、

それを体験できること、こんなに貴重でありがたいことはありません。

 

 

 

さて、おたのしみの丸刈り小僧はというと、

 

 

野球少年のごとく初々しいすがたとなりました。

ぷぷぷぷぷ。

 

このおまぬけすがたのお楽しみはまた来年。

さあ梅雨があけたら、いよいよ夏がやってきます。

 

 

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にわとり舎
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にわとり舎

阿蘇の里山の水源近くの古民家をセルフリノベーションしながら、薪をくべ、田畑を耕し、ときどき麦を編みながら、動物たちとともに暮らしています。あたらしい時代のあたらしい生き方を実践すべく、土に根を張り、ヒトも自然の一部として、日々をおもしろがって生きています。

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